よくあるご質問:当院の糖尿病診療について
どのくらいのペースで通院が必要ですか?
良好なコントロールのために、基本的には月1回の受診をお勧めしております。糖尿病をはじめとした生活習慣病では通院頻度の重要度が高く、まめに通院している方ほどコントロールは改善し、2ヶ月毎や3ヶ月毎の間隔での通院では多くの方のコントロールは悪化していく傾向にあると言われています。実際にこれまでの経験でも、自己管理のモチベーションを維持するには、1ヶ月に1回の通院が最もちょうどよいと考えております。
しかし血糖コントロール良好な患者さんの中には2~3ヶ月に1回の通院の方もいらっしゃいますし、ご病状にもよりますが受診間隔は相談・調整が可能ですので、ご自身に合った通院間隔につき医師とよくご相談ください。
一回の糖尿病の診察は、検査も含めて
どれくらい時間がかかりますか?
通常ですと初診時は1時間ほど、再診時は15~30分ほどとなります。
栄養相談は受けられますか?
管理栄養士が栄養相談を承っております。糖尿病専門医とも連携し、お一人お一人の食事を中心とした生活背景をふまえてご相談いたします。食生活を少し工夫するだけで大きな効果がみられることがありますので、栄養の専門家である管理栄養士の知識をご活用ください。
保険は適応されますか?
もちろん大丈夫です。お持ちの保険証のご提示で、医療保険での治療が可能です。
認定医、専門医とは何ですか?
医師はそれぞれ自分の得意な分野を持っているのが一般的です。それぞれの専門分野にはそれぞれに対応した学会があり、各学会がその分野における知識、診療経験などに一定の基準を設け、その基準を満たした医師に認定医・専門医という資格を認定しています。例えば糖尿病専門医とは、正式名称は「日本糖尿病学会専門医」ですが、日本糖尿病学会が内科全般および糖尿病の十分な臨床経験がある医師を対象に筆記・面接試験を行い、糖尿病に関する十分な知識および臨床経験を有することなどが評価され、合格した医師にのみ与えられる資格となります。
私は内科認定医、糖尿病専門医を取得しておりますので、内科疾患全般を中心に、特に糖尿病・高血圧症・高脂血症などの生活習慣病が専門であることが、社会的に認定されております。
専門スタッフとは何ですか?
当院の看護師および管理栄養士は、糖尿病療養指導士(CDEJ:Certified Diabetes Educator of Japan)の資格を有する糖尿病専門スタッフで、糖尿病治療に最も大切な自己療養法を指導するための高度で幅広い専門知識をもち、患者さんのセルフケアを支援する資格認定を受けています。 つまり、糖尿病療養指導全般の正しい知識と十分な療養指導経験を有する、糖尿病の療養指導のスペシャリストです。